#11-038    ノーベル賞もの

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 GR1v / Kodak Super Gold 400




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ノーベル物理学賞を受賞した小林誠先生のレクチャーを受ける機会に恵まれ週末足を運んだ。
講義のテーマは「CP対称性の破れ」。??? 

テーマを聞いたときにはさっぱり意味がわからなかったが、内容を聞き進むにつれ思いの外興味深い内容だった。

講義を受け自分なりに要点を6つにまとめてみた。

 ① 世の中の万物(物質)は最小単位である素粒子から形成されている。(素粒子論)

 ② 粒子にはそれと対になる反粒子がある。

 ③ 粒子と反粒子は質量が同じ。(CP対称性) また電荷符号が反対(+と-)

   例:原子核の構成
  
   電子e- ⇔ 陽電子e+
   陽子p+⇔ 反陽子p-
   中性子n+ ⇔ 反中性子n-

 ④ 粒子と反粒子は互いの量子数が正と負で打ち消しあってゼロになり、真空と同じ状態になる。(対消滅

   E=mc² → エネルギー(E)=質量(m)×光速度(c)の2乗(質量とエネルギーの等価性を表す)
   
   対消滅によって2mc²のエネルギーが発生する(量子力学と相対性理論との両面から証明)
           ↓
   物質世界の中で反物質は安定に存在できない。


 ⑤ 粒子(物質)と反粒子(反物質)が存在し、互いを対消滅によって打消し合うはずだが…
   しかし、何故この世に物質があって反物質が存在しないのか?    
   もし、世の中に反物質が存在したら物質と互いに打消し合い世の万物は消滅してしまうことになり大変だ。^^;
   いや、それ以前に生命や人類の誕生そのものも無くなってしまう。
  

    「CP対称性の破れ」の発見(1964年ジェイムズ・クローニンとヴァル・フィッチにより発見)

      「CP対称性」とは粒子と反粒子を同等(同質量)と考える物理学上の大前提
      そのCP対称性という大前提に必ずしも合致しない事象のことを「CP対称性の破れ」または「CP非保存」という。

      ⇒ CP対称性の破れを「小林・益川理論」で自然に説明出来ることを証明した(ノーベル物理学賞)

      粒子と反粒子の数に差が生じた?(仮説)

      ・パリオン数の非保存
      ・C及びCP対称性の破れ


       ※Cは荷電共役変換(Charge Conjugation:粒子を反粒子へ反転する)
        Pはパリティ変換(Parity:物理系の鏡像を作る)
        CPはこれら2つの演算子の積。


 ⑥ 「CP対称性の破れ」の発見は宇宙の誕生(ビッグバン)の謎を解くヒント
    
    全ての粒子と反粒子が共存
         ↓
    粒子と反粒子の対消滅が進む
         ↓
    取り残された粒子で物質(天体)が形成される
   (反粒子より粒子の方が遥かに多かったことが証明。しかし何故多かったかは仮説の段階で未だ解明されていない)
    
   



  と、ざっと書き連ねてみたが、文系 且つ 私の少ない脳ミソではまだまだ解らない事ばかり。。
  ただ中身は興味深い内容も多くもう少し掘り下げて調べてみたい知識でもある。



  「反粒子より粒子の方が多くなった理由」の証明が出来れば恐らく次世代のノーベル賞ものではないか。。
  
 



 
   狙ってみるか。(爆)


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by thanks-life | 2011-04-19 04:13 | GR1v | Comments(2)

Commented by H.O at 2011-04-20 13:43 x
途中で既に分からなくなりました^^;

C-kunさん、難しい事を勉強されてますね^^
Commented by thanks-life at 2011-04-21 00:10
H.Oさん、こんにちは。
はい、僕も解りません ^^; 
勉強しているわけでなくてたまたま講義を受ける機会を得ただけですよ!
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